☑ガイジン扱いされて頭にきた
☑あいつらより先に日本人になってやる
☑正直外国人でいることがめんどくさい
☑周りにはいつもいい加減なデマが流れていて
信じられない
☑実はこのままでやって行けるのか不安だ
なぜうまく行かないのか? / 「知っている」か「知らない」かだけでも大きく違う結果
引越、転校、流される生活の中で、学力がつかない、友達が出来ない。
親が決めたから。でも自分でも割とすんなり受け入れてきた。
頑張ってもしょうがない。
親とは話が通じない。親は心を半分ブラジルに置いてきている。
大学に行けと親は言うけど、自分でも行ければいいとは思うけど、日本語は難しい。
国語・社会は出来ない。
先生は怒る。
日本人は厳しい。なぜ怒っているのか分からない。
日本語もポルトガル語も読み書きが困難。
もうブラジルには戻れない。もどってもどうにもならない。
日本にいてもどんな進路があるのか分からない。
派遣会社は敵だ。
日本社会がどういう仕組みになっているのか分からない。ブラジルの仕組みはもっと分からない。
誰かに話しを聞いてほしいが、誰にも相談できない。
誰に聞いたら良いのか、何から聞いたら良いのか分からない。
自分の問題をどう説明すればよいのかも分からない。
ビザ・就職・税・保険・年金・給料・ボーナス・休暇・正社員・結婚・住宅ローン・出産・子育て
・学校・勉強・介護・・・
周りの情報は皆いい加減で、嘘や噂話が多すぎる。
誰も先のことなど考えていない。目先の小さなことだけで人生を選択してしまう。
あなたのご両親のせいでもない!
誰かが悪いというわけではない!
ただ事実として、「適応」できていないという現実があるというだけの事。そして不適応は大変なストレスをもたらす。
(実は日本や日本人も国際社会の国際化に適応できていない?)
「トランスナショナル」とは?
・トランスナショナルな移住とは国家を超えて、二つあるいは三つ、またはそれ以上の文化との関係を持って生活をすること。
・日本で生活する日系人は、日本と母国の間で生活をし、トランス・ナショナルな生活を経験している。
・トランスナショナルな移住を経験している人間は、出身国に残された親戚との関係を維持し続ける。この関係は経済的、記憶的、創造的、感情的、心理的な関係である。かれらはこの関係を維持すると共に、ホスト社会で子供が生まれたり、仕事をしたり、財産を獲得したり、友人をつくったりしてホスト社会にコミュニティ(同族・族外コミュニティ) を広げて行く。
・「日系ブラジル人出稼ぎ」において、ブラジルは「休む場所、日本での生活におけるストレスを解消する場所」となり、日本は「仕事をする場所」となる。
・彼らはどちらにも永住することを決めずに生活をし続ける。
これはある程度「楽」で、「不確実な、病理的な状況で安定する」ような、自己防衛メカニズムである。
・明確な目標を立てて達成のために不安、我慢、苦労、努力をせず、協力的なネットワークを作ることに興味を持っていない。
矢野パトリシア 名古屋市立大学大学院人間文化研究科 人間文化研究 第8号 2007年12月
妻がブラジル人の行政書士です。ブラジル人専門です。ビザ・永住と帰化(岐阜)だけやってます。
・永住許可申請
・在留カード有効期間更新申請
・在留期間更新申請
・呼び寄せ
・飲食店営業許可申請
・会計
・翻訳 ・出生証明書・婚姻証明書・死亡証明書他
・戸籍等の郵送による請求
・家系図・自分史